改正貸金業法(総量規制)の完全施行について


6月18日より、改正貸金業法が完全施行されます。これにより、貸し付けを年収の3分の1までに制限する総量規制が導入されて、新たに借り入れができなくなるケースがでてくる等の様々な影響が予想されます。

そして、その中で特に影響があると思われるのが500万人ともいわれる借入れを行っている専業主婦の方です。

完全施行後、原則的には夫婦合算の借入額が夫婦合算の年収の3分の1になるまでの額は借入れができますが、実際は貸金業者の85%は完全施行後には専業主婦への貸し出しを行わないとのデータもあります。

その理由としては

  • ・夫婦合算の年収を把握するためのシステム整備に膨大な費用がかかること
  • ・夫婦が離婚する可能性があること

などがあります。


また、仮に借入ができるケースにおいても、夫の同意書や収入証明書などの提出を求められるなど、夫に内緒で借金をすることはできなくなってしまいます。

まずは借入れを計画的に行うとともに、もし資金繰りが苦しくなった時には任意整理、過払い金返還請求や自己破産など、法律上の手続きをとることが望ましいので、司法書士や弁護士等の専門家にご相談ください。なるべくご家族に知られないように手続きを行うことも可能です。


総量規制について、詳細はこちらをご覧ください。

総量規制に関してよくあるご質問


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